資金調達をする企業が詐欺行為に陥れられるケースは少なくありません。

資金調達の弱みに漬け込んだ詐欺行為

スマホを持った黒い人形

資金調達に際して、どのような方法を選ぶかという点は重要ですが、私たちはそれ以上に気を付けるべきポイントがあります。
それは「資金を欲しているという“弱点”をむき出しにしている」ということです。

 

お金がない人が闇金に騙されてしまうように、資金調達を検討している企業が“詐欺行為”に巻き込まれてしまうケースは少なくありません。
私たちは絶対に詐欺行為の被害に遭わないためにも、それぞれの資金調達時に考えられる詐欺行為の、基本的なリスクを理解しておく必要があります。

 

資金調達ごとのリスクについて

融資に関する詐欺

最もトラブルに巻き込まれやすい資金調達方法が「融資」の場合です。
融資を身近な言葉に置き換えると“借金”に当てはまり、借りたお金は利息を付けて返さなければいけません。
メガバンクや地方銀行、大手消費者金融なら安全性は高いのですが、名前も知らない金融機関に騙されて“闇金”を利用してしまう企業が今も多く見受けられます。

 

 

株式に関する詐欺

株式に関する取引においても詐欺は見受けられます。
株式の発行により資金を得る方法は、お金を返す必要がないという点がメリットです。
その代わりに経営に対して口を出す権利を付与し、利益が上がれば配当金を支払います。
それが通常のルールなのですが、ここで詐欺に遭うと「投資した金を返して貰う」といった不条理を持ち出されてしまうのです。

 

投資家からの詐欺

駆け出しの企業ほど、良心的な投資家を求めます。
特に良心的な投資家を“エンジェル投資家”というのですが、このエンジェル投資家を巡った詐欺まがいの行為も見受けられました。
通常のエンジェル投資家は、経営に口を出さないためにエンジェルと呼ばれている側面があります。
しかし、次第に態度を急変させ、経営にどんどん関わってくる“仮面エンジェル投資家”の被害に遭う人が現れたのです。

 

ファクタリングに関する詐欺

資金調達は借金や出資だけで行われる訳ではありません。
“ファクタリング”も立派な資金調達方法です。ファクタリングとは手持ちの売掛金を利用する資金調達方法で、即時現金を得られます。
その代わりに手数料が発生するのですが、この手数料は法律で制限されておらず、「異常なほど高額な手数料の請求」により不当な資金を巻き上げ、企業を苦しめているのです。

 

細心の注意を払った資金調達を

アテンションと書かれた木のオブジェクト

資金調達を検討している企業は、自身が危機に瀕している自覚を持つ必要があります。
そうでなければ“うまい話”に騙されて、詐欺行為の被害に遭ってしまう恐れがあるのです。
一般的には投資家の方が詐欺行為の被害に遭う確率が高いですが、起業家も気を引き締めておきましょう。
あらゆる場所に詐欺の可能性が潜んでいるため、常に社員と会社を守るための警戒が求められるのではないでしょうか。

TOPへ