資金調達法を検討するにあたり、リスク回避を心がけましょう。

リスク回避が難しい状況とは

資金調達で手に入れたお金

会社経営と資金調達は常にリスク回避を心がける計画性が重要です。
時には借金などの一時凌ぎで収益性が好転することもありますが、リスク回避の難しい状況もたくさんあります。
ここで紹介するシチュエーションでは、安易な考えで資金調達すると窮地に追い込まれる恐れがあるので、慎重に対応を検討してください。

 

返済の目処が立たない

資金調達は、月々の定額払いなどで返済しないといけません。
売上が低迷しているなど、将来的に借金を返済できる見込がない状況の資金調達は慎重に検討しましょう。
会社経営は将来の売上に不透明な部分があるものです。

 

一定の水準で最低限の売上・利益を確保し、単発でもいいので大きく利益を伸ばせるタイミングがありそうな場合は資金調達する価値があります。
太い顧客との取引が無くなった状況や、ビジネスモデルが時代に合わなくなって売上の減少が続きそうな場合は、リスク回避が難しいです。

 

どれだけ頑張っても資金繰りを健全化できる目処が立たない場合は、廃業を視野に入れて検討するべきです。
今すぐに事業を諦めて精算することと、借金など負債を増やして悪い結果になった場合で、どれほどのリスクが変わるのか比較してください。

 

 

優秀な人材を失った

優秀な人材

職人や営業系の仕事など、スタッフのマンパワーに依存するビジネスは、優秀な人材を失うと立て直すことが難しくなります。
経営難や待遇の問題で既に優秀な人材を失っている場合は、資金調達しても状況が悪化していくものです。

 

特に資金調達しないといけないほど会社の体力が落ちている所は、求人を出しても良い人材がなかなか集まりません。
経営者の熱意や人脈でカバーできるケースもありますが、広告料を払った求人でカバーすれば良いと安易に考えるのは危険です。

 

マンパワーに依存するビジネスで優秀な人材を失った場合、資金調達する前にビジネスモデルを変えるなど会社経営で大きな舵取りをすることを検討してみてください。

 

資金調達法を間違えた

これから資金調達する場合は幅広い選択肢があり、経営難を脱却できるチャンスがあります。
しかし、安易な考えから間違った資金調達を行っている場合は、状況を改善することが難しいです。

 

たとえば、資金難に陥った時のパニックから闇金などの悪徳業者に引っかかった場合は、弁護士を介入して解決するしかありません。
時間と運転資金に余裕があればいいですが、闇金に手を出した中小企業の大半は倒産しています。

 

ほかにも、柔軟審査を売りにしたビジネスローンを使った結果、大きな資金調達が必要な際に銀行融資・公的融資を受けられないケースがあります。

 

会社経営では負債がない状況から最初に資金調達する選択が非常に重要です。
状況がそれほど悪化していない場合でも、資金調達する際は将来のリスク回避を最優先に考えて慎重に検討しましょう。

 

リスクを背負う覚悟も必要

自己資金や実績がない中でビジネスを成功させるには、相応のリスクを背負う必要があります。
たとえば自己資金がない状況で起業する場合、運転資金がショートした際にスピーディーな借入をするのが困難です。

 

予想外のことが起こっても対処できるだけの自己資金を用意してから起業することが望ましいですが、慎重になりすぎた結果ビジネスチャンスを逃すことも珍しくありません。
リスク回避はできた方がいいですが、事業を成功させる夢がある場合はタイミングを見て相応のリスクを背負う覚悟を持つとよいでしょう。

 

倒産・代表の連帯債務のリスクを背負いたくない方は、負債のないうちに会社をたたむか、大きな利益は期待できないけどリスクの低いビジネスモデルを探すことをおすすめします。

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